【日記】のブログ記事

2006年10月28日  

渋い

 一週間の疲れに出張疲れが重なったので、休息日として大きなことはやらないでおいた。第二子の友達二人がやってきて、第二子と三人で家の周りで鬼ごっこを始めた。第二子の自転車のブレーキケーブルを交換しながら鬼ごっこの様子を見ていると、二人の友達のうちの一人ヒロ君が鬼になったらしい。

 そのヒロ君が突然、

「風の中のすーばるー」
「砂の中のぎーんがー」

と、中島みゆきを歌いだした。最近の小学生は渋いなあと思いながら作業をしていると

「みんなどこへいーったー」

 あ、なるほど。それが言いたかったのね。

 夕方、「昨日kw行ったら美味くなってたよ」と言ったらみんな行きたがったので全員でkwへ。久しぶりに店長さんにも会えて挨拶。

 出てきたラーメンを前に女房が「また福岡行きたくなっちゃうなあ」とつぶやく。勝利を感じる一瞬である。

2006年10月24日  

病院

 休暇を取ってこども医療センターに行く。最近の大病院はかなり手の込んだシステムを導入していて、お医者さんが自分の端末から検査予約とか入院予約を入れたりする。前に他の病院で見たときには、入院中の食事のメニューまで指示していた。すごいことのような気もするが、直接病気を治す以外のことに医師が時間と手間を取られてしまっているようにも感じる。ここの病院ではそういうことはなく、お医者さんの通常の手間の範囲内で次回の予約などがどんどん進んでいくような感じだ。それでも午前中と午後とで2箇所の科を受診するときはややイレギュラー的な運用になり、ややこしくなる。

 診察が終わって会計(マル乳なんで最終的には支払いはないのだが)を待っているとディスプレイに番号が表示されるのだが、あのディスプレイひとつにしてもきっと何十万か掛かっているわけで、全体ではいったいいくらぐらいになるのだろうか。自分にはセコい仕事のやり方がもうすっかり身についてしまっている。こういう風に最先端の技術で大胆に投資して元を取るなんてやり方は別世界のもののように思ってしまう。まあ、最先端だろうが末端だろうが、裏ではタコ部屋状態なんだろうが。

2006年10月23日  

打ち合わせ

 先週調べまくった資料を持って出かける。割とあっさりと片付いてやや拍子抜け。片付いたというよりは理解されていなくて、表の一番下の金額欄だけ見て話が進んでいるのかもしれない。

 打ち合わせの後は小雨の秋葉原を散策。ジャンク屋が増えているように感じる。見ている分には面白いが、まず売れないであろう部品ばかりあふれている。きっと2ヶ月もすると別の店に変わってしまっているのだろう。本気でジャンク屋をやっているのではなく、なにかの理由でつなぎでやっているんじゃないのだろうか。

 誘われて船に乗る。朝起きたらけっこう寒くて覚悟したが、ベイサイドマリーナに着く頃には暖かくなってきた。買い物では何度か来た事があるが、船に乗りに来たのはもちろん初めて。オーナー駐車場にクルマを停めさせてもらい開店前のショッピングゾーンを歩いていると、ここは本来は船に乗る人たちの施設なのだなあとしみじみ思う。福岡のマリノアシティの開店直前の様子とも似ているな。


 扉の向こうは別世界。

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 9時50分に出航。マリーナ内を微速前進。周りの船も何隻か出発していく。夫婦二人だけで出発する船が多い。

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 防波堤を出て、エンジン音が大きくなる。ちょっと緊張。

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 カーフェリーなどの商用船以外に乗ったのは30年ぶりぐらい、しかもそのときは漁船。プレジャーボートは初めての経験。行きは後部に寝転んでいたのだが、速さと居心地の悪くなさにびっくり。漁船のドンブラコ感や、カーフェリーのドンドコドンドコ感はまるでなし。

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 目的地が近づくにつれて海も空も青くなってくる。昔何度か行った観音崎やその先の公園や砂浜など、見覚えのある景色が見える。不思議な気分。

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 城ヶ島大橋が見えてきた。そろそろ目的地だ。

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 目的地は城ヶ島大橋をくぐったちょっと先、9日にも訪れた三崎港。このブログがきっかけになってのお誘いだった。ブログやってて初めて嬉しい思いをしたような気がする。

 いつも「入っちゃダメだよ」と言っている桟橋に着岸。上陸して第三子と一緒に「まーぐろー、まーぐろー」とまぐろのテーマソングを歌う(本当は“たらこ”)。

 何度も来ている三崎港だが、今日はさすがにいつもとは違った印象だ。地球の反対側からやってきたような感じである。ちょうど祭りが行われているようで、港周辺は大混雑、大渋滞していた。いつものように車だったら数時間コースで消耗しまくり間違いなしだったろう。なのに寝転んできれいな海と空を見ていたらあっという間に着いてしまった。

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 岸壁からちょっとだけ離れたお店に行ってみんなで昼食。さすが達人は安くて美味しい店をよくご存知だ。

 帰りはフライングブリッジ(というのかな?)に上がらせてもらい操船を見学。メーターが多いなと思っていたらエンジンが2機とのことで、右と左に同じ計器類が2セットあるのだった。

 中央にコンパス。砂漠を走るラリーマシンのことをふと思う。

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 やがてマリーナに到着。ちょうどお隣さんも帰ってきたところだった。

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 航海の後は後片付けと船洗いを手伝うつもりだったが、勝手が分からず役に立ちそうにないので買出し部隊を手伝うことにする。子供たちは船室でゲームをしたり昼寝をしたり。

 買出しはすぐ近くのコストコ。肉とパエリアとティラミスで豪華パーティー。船に戻って宴会。ちょっと雨が降ったがぴったりサイズの天幕をセットして問題なし。普通じゃ経験できないことばかりの豪華な一日だった。

2006年10月21日  

ホットカーペット購入

 近所の大型電器店でホットカーペットを購入。幼児がいると粗相をしたり嘔吐をしたりと傷みが激しく、今までも何度か買い換えてきた。そろそろそういったことも少なくなってきそうなので、エラストマーを使ったやや高級っぽいものを購入。以前テレビを買ったときにたまっていたポイントで支払い。

 この大型電器店は何年か前に横浜周辺のディスカウントストアDを買収し、そこを電器店に転換させて店舗数を一気に増やした。当初は全店電器店になるという発表だったが、しばらくするとディスカウントストアにも興味が出たようで、一部の店はディスカウントストア兼電器店になった。この店も南に数百メートルいくとDがあり、そこはディスカウントストア兼電器アウトレット店になっている。先週そこで品定めと寸法の最終確認をして、この一週間の間に意思が変わらなかったので購入した。今週は電器店の方に行ってみたのだが、値札の表示は先週のアウトレット店と同じで、逆に「土日お持ち帰り特価」で2000円引きの札が追加されていた。ほんのちょっとの運とタイミングで2000円儲かったわけであるが、逆のタイミングで損することのほうが多いんだろうな。電器アウトレット店が「大して安くなく、ディスカウントストアと併設されていることだけがメリット」であることが分かったのは収穫だった。

2006年10月20日  

更に調べまくり

 作った資料を更に裏打ちするべく作業。われわれの仕事にミスがなかったことを証明する資料をそろえてファイリングする。こういう状態の時は、情熱を込めた言葉でチラシや手紙を作っても役に立たない。客観的に証明する資料の厚みが唯一の武器となる。

 23時ごろまで同僚と二人で作業し、帰途につく。「ラーメン食べたいですね」とのことで、そういえば週末だしちょっと別の店に行こうかと自宅近くの博多ラーメン店Kwへ。墨田区のYとか鵜ノ木のTdなどでインパクト系の豚骨ラーメンに惹かれていた同僚であったが、Kwの非インパクト系の味にびっくりしていたようだ。もともとこの店も最初はインパクト系だったが、だんだん濃度が低くなり、しかし薄くなったのではなく深みが増していった(しばらくの間は迷走していたっぽいけど)。たまに外れもあるが、関東地方では貴重な店だと思う。チェーン店の博多ラーメンしか食べたことのない人や、濃厚なだけの有名店の味に疑問を感じてきた人に向いている。

 大田区の勤務先を出て横浜の奥地でラーメン食べて、第三京浜を走って旗の台まで行って同僚を送ってからまた横浜へ。戦いがほぼ終わった開放感でついやってしまったが、けっこうな距離だなこりゃ。

2006年10月19日  

調べまくり

 17日の打ち合わせで、ロスが20万円ほど出ているので3社で等分したいという話しが出た。こっちはほぼ完璧に処理しているのになぜ・・・と思いつつ皆意気消沈していたわけであるが、18日の朝届いたFAXを見てビックリ。20万じゃなくて80万だったのだ(あとでじっくり計算したら120万近かった)。10時半からこの作業にとりかかり、調査して対処の方向性をまとめ、さらにレポート作りにかかる。何度かやりなおしてようやく終わったのが19日の1時。自家製データベースのデータがほぼ完璧に揃っていたのと、書類もほぼ全部揃っていたためなんとか全件調査でき、我々のミスは2件(約6万円)だけということが判明。少し気が楽になる。

 あとは営業的に何十万円か負担することになりそうな気配。去年の今頃も違算処理でかなりの作業をしたが、あの経験が生きているようだ。嬉しいような嬉しくないような。

2006年10月17日  

飲み会、しかし・・・

 客先での打ち合わせの後、秋葉徘徊→渋谷で飲み会という豪華プランだったが、打ち合わせの内容が当初の話しとは違ってヘヴィーな内容になってしまい意気消沈。客先を出てから3人で「あれはねえよなあ」とつぶやきながら秋葉へ。

 あまり気分も盛り上がらず、まずはフィギアのショウルームを見てみる。ビルの1フロアの片隅にあったショウルームはだんだん大きくなってきて、フロアの半分ほどを占めるようになっていた。電器店を見かけると逆に違和感を感じる程になってしまっている。ショウルームだから直接の売上は面積とは単純には比例しないと思われるが、それでも着実に規模が大きくなってきている。この企業の実力の大きさと、オタク文化の深さを感じる。

 後半は一人で大手電器店のコンピューター館へ。十数年前は時代の最先端で、「パソコンでなにかをやるぞ」「できるかどうかわからないけどついていくぞ」という空気が充満していて、いろんな業界のいろんな人が客として集まっていた。各フロアには手書き領収書を発行する専用のパートタイマーがいる位に混雑していた。が、今では閑古鳥が鳴いている。このショップでしか見られない・買えないものというものはなく、書籍売り場で暇をつぶすだけだった。書籍売り場も以前は1階にあり、世の中のどの本屋よりも込んでいるような雰囲気だったが、今では最上階にあって客は数人しかいなかった。

 山手線で渋谷に移動して、飲み会。楽しいはずだったが、さっきの打ち合わせの内容のせいで今ひとつ盛り上がらない。レトロ調の飲み屋で楽しい雰囲気なのだが・・・ダメージが大きすぎたようだ。

 飲んだ後はたまたまみつけたHTという博多ラーメン屋に行ってみた。福岡で一番賑やかな繁華街の名前がついた店で、能書きには濃厚だのなんだのと書いてあるので試してみたが・・・あまりに不思議な出来でびっくり。手抜きで不味いというのではなく、丁寧につくってあるらしいことは分かるのだが、逆にそれが悲しみを感じさせる。替玉せずに退散。一緒に行った同僚は半分以上残していた。

               
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